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menu要素は、ツールバーやコンテキストメニューを定義することができます。
type属性は、menu要素で定義するメニューの種類を「list」「context」「toolbar」のいずれかのキーワードで指定します。省略時の既定値は「list」です。
「list」を指定した場合、menu要素が単にメニューコマンドの一覧であり、コンテキストメニューでもツールバーでもないことを示します。この場合、menu要素内の各項目をli要素で指定することで、一覧形式での表示が可能です。
「context」を指定した場合、menu要素はコンテキストメニューのコマンド一覧を表します。この場合、ユーザーは、メニューが利用可能な場面でのみ操作できます。
「toolbar」を指定した場合、menu要素は実行可能なメニューコマンドの一覧をツールバーとして示し、ユーザーはそこから操作することができます。
label属性では、メニューのラベルを指定します。メニューの階層で、折りたたまれているサブメニューの見出しを表す場合などに利用可能です。
menu要素は、HTMLの以前のバージョンでは「メニューのリスト」を作るためのものとして、ul要素と同じ使われ方をされており、「推奨されない」要素となっていました。HTML5では、メニューコマンドの一覧を示す要素として、新たに定義し直されました。
カテゴリ | タグの省略 | 親要素 | 子要素 |
---|---|---|---|
Flowコンテンツ Interactiveコンテンツ(type属性がtoolbar状態の場合) |
省略不可 | Flowコンテンツを子にできる要素 | li要素 / Flowコンテンツ |
属性 | 値 | 説明 |
---|---|---|
type | list|context|toolbar | 定義するメニューの種類を「list」「context」「toolbar」のいずれかのキーワードで指定します。省略時の既定値は「list」です。 |
label | 文字列 | メニューのラベルを指定します。 |
グローバル属性 | - | - |
イベント属性 | - | - |
<body> <menu label="注文"> <li><command type="command" icon="burger.png" onclick="burger()"></li> <li><command type="command" icon="cheese.png" onclick="cheese()"></li> <li><command type="command" icon="teriyaki.png" onclick="teriyaki()"></li> </menu> </body>