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グローバル属性

以下の15個の属性は「グローバル属性」と呼ばれ、HTMLの全ての要素で利用できます。

属性名 指定方法 説明
accesskey accesskey="文字" マウスに頼らずにキーボードで項目を選択するためのアクセスキーを指定できます。値は「1文字」です。複数の値を指定する時は、半角スペースで区切って指定します。
class class="クラス名" 要素を分類するための「クラス」を指定します。複数のクラスにスタイルを適用させたい場合は、クラス名を半角スペースで区切って指定します。CSSを使ってクラスごとにスタイルを適用できます。
contenteditable contenteditable="キーワード" 要素を編集可能にする場合は「true」か空文字列、編集不可にする場合は「false」を指定します。
contextmenu contextmenu="id属性の値" 要素の項目を右クリックした時に現れるコンテキストメニューと関連付けます。値には、対応するmenu要素の「id属性の値」を指定します。
dir dir="キーワード" テキストの表記方向を左から右にする場合は「ltr」、右から左にする場合は「rtl」、自動にする場合は「auto」を指定します。
draggable draggable="キーワード" 要素をドラッグ可能にする場合は「true」、ドラッグ不可にする場合は「false」を指定します
dropzone dropzone="copy s:text/plain"
dropzone="move f:image/png"
dropzone="link f:image/gif"
この属性はおもに「dropzone属性を指定した要素」と組み合せてアプリを制作するためのものです。要素上にドラッグ&ドロップできるようにします。最初に「copy」「move」「link」のいずれかを指定します。次にスペースで区切り、対象が文字なら「s:」、ファイルなら「f:」のどちらかを指定します。最後にMIMEタイプを指定します。
hidden hidden 論理属性です。hidden属性を指定した要素は、ブラウザ上で表示されません。
id id="名前" 他の要素と区別するためのIDを指定します。リンク、スタイル化、スクリプト化の対象として利用できます。ページ内で同じid属性の値を重複することはできません。
lang lang="言語タグ" 要素に含まれるテキストの言語を指定します。
spellcheck spellcheck="キーワード" スペルチェックを可能にする場合は「true」か空文字列、スペルチェックを不可にする場合は「false」を指定します。
style style="プロパティ:値;" 要素のスタイルをCSSで指定します。
tabindex tabindex="整数" Tabキーでフォーカスが移動する順番を指定します。
title title="文字列" 要素を説明するための情報を指定します。多くのブラウザではツールチップで表示されます。
translate translate="yes"
translate="no"
ページを機械翻訳した際、翻訳が不要な箇所として認識させます。サンプルソースコードなどが翻訳されてしまうのを防いだりします。値は「yes」か「no」のいずれかを指定します。初期値は「yes」です。
参考文献:W3C HTML5「3.2.3 Global attributes」外部リンク
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