フォン・ノイマン (John von Neumann)
▼ ざっくり言うと
現代コンピュータの設計の父、ゲーム理論の創始者でもあるハンガリー出身の天才です。
▼ もうちょっと詳しく
1903年ハンガリー生まれ、後にアメリカへ。数学・物理・経済・コンピュータ科学・気象学・原子力と分野を縦横無尽に駆け回り、「最後の万能学者(ラスト・ユニバーサリスト)」とまで呼ばれた怪物。54歳の若さで亡くなりましたが、残した足跡は半端じゃありません。
コンピュータ史的には「ノイマン型アーキテクチャ」の提唱者として知られます。「プログラムをデータとしてメモリに置く」という、いまや当たり前のあのスタイル。今あなたが使っているPCもスマホも、ぜんぶこの設計の上に乗っています。
▼ AIとの関わり
AIに直接という意味では、自己複製する機械(セルオートマトン)の研究、ゲーム理論(意思決定の数学)、ミニマックス法(後のチェスAIで多用)などで貢献しています。
さらに、「シンギュラリティ」という概念は、もともと数学者のスタニスワフ・ウラムがフォン・ノイマンとの会話を回想する形で世に出した言葉でした。AGI議論の遠い祖先でもあるわけです。
▼ ちょっとだけ深い話
頭が良すぎるエピソードが山ほど残っていることでも有名な人で、「フォン・ノイマンは人類より少し進化した別の知性体」というジョークが業界の冗談として真顔で語られたりします。
本物の天才を「人類じゃない」とジョークにしたくなる気持ち、業界全体の共通体験です。
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