Fable 5フェイブルファイブ (Claude Fable 5)

▼ ざっくり言うと

Anthropicが2026年6月に出した、Claudeシリーズの最上位AIモデルです。

▼ もうちょっと詳しく

Claudeの新しいフラッグシップモデル。これまでClaudeのモデルはHaiku(俳句)→ Sonnet(ソネット)→ Opus(大作)と、文学のスケール順に偉くなる命名でしたが、その上のFable(寓話)が登場しました。発表は2026年6月9日です。

性能は「ほぼすべてのベンチマークで業界最高水準」という触れ込み。特徴はタスクが長くて複雑なほど、他のモデルとの差が開くことで、決済サービスのStripeでは5000万行のコードの引っ越し(普通にやると2ヶ月コース)を1日で終わらせたそうです。同僚にいたらちょっと引くスピードです。

画面を見る力も強くなっていて、スクリーンショットを見るだけでポケモンを最後までクリアしたという報告もあります。仕事をしてください。

▼ ちょっとだけ深い話

Fable 5にはMythos 5(ミュートス5)という双子がいます。中身は同じモデルですが、Mythos 5は安全のための制限を外したバージョンで、審査を通った研究者などしか使えません。ウイルス設計のような「医療にも悪用にも使えてしまう」レベルの能力を持っているための措置です。

一般向けのFable 5のほうには、サイバー攻撃・生物化学・蒸留(モデルの能力の抜き取り)の3ジャンルに検問が置かれています。たとえばサイバー系の怪しい依頼を検知すると、ひとつ下のOpus 4.8に席を譲る仕組み。といっても検問が作動するのは全セッションの5%未満で、空港の手荷物検査と同じく、何も持っていなければ素通りです。

▼ 気をつけること

値段は発表時点で入力100万トークンあたり10ドル、出力50ドルと、Claudeの中ではお高め設定。APIではclaude-fable-5という名前で呼び出せます。日常の雑談に使うか、ここぞの大仕事だけ任せるかは、お財布との相談です。

俳句、ソネット、大作、寓話、神話。この調子でいくと、そのうち聖典が出ます。

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