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animation-delayは、アニメーションの開始を遅らせるためのプロパティです。
アニメーションが実際に始まるまでの時間を「s」など単位付きの値で指定します。初期値は「0」で、その場合、アニメーションはすぐに再生されます。
負の値を指定した場合、過去に遡ってアニメーションが開始していたとみなされ、アニメーションが負の値の分進行した位置からすぐに再生されます。
animation-nameで複数のアニメーションを指定した場合、animation-delayの値も、カンマで区切って複数指定できます。
アニメーション関連のプロパティをまとめて指定する場合は、animationを使用します。
初期値 | 適用先 | 継承 |
---|---|---|
0 | すべての要素、::before擬似要素セレクタ、::after擬似要素セレクタ | なし |
値 | 説明 |
---|---|
時間を示す値 | 「10s」や「15ms」のように、数値に単位を付けて指定します。単位は、秒を表す「s」、ミリ秒(1/1,000秒)を表す「ms」のいずれかを指定できます。 |
animation-delay: 5s; animation-delay: 300ms; animation-delay: 5s, 10s; animation-delay: 300ms, 120ms; animation-delay: 5s, 10s, 15s; animation-delay: 300ms, 120ms, 200ms;