最終更新日

q要素

q要素は、Webページや書物から引用した文や発言、会話のせりふなど、短い語句の引用箇所を示すときに使います。入れ子構造にして、q要素の中でq要素を使うことも可能です。引用元がWebページだった場合には、cite属性を使ってそのアドレス情報を含めることができます。

q要素に指定した箇所は、対応しているブラウザでは、ダブルクォーテーションやかぎかっこなどの引用符で囲まれますが、HTML5では、q要素を使わずに、ドキュメントの作者自身がダブルクォーテーションやかぎかっこを使って引用や発言を表現することも正しいとされています。

q要素は、Phrasingコンテンツの記述箇所で使用できます。

引用や発言以外の語句についてq要素を使うことは適切ではありません。

長い文章を引用する場合は、q要素ではなく、blockquote要素を使います。

HTML5での変更点
特にありません
カテゴリ タグの省略 親要素 子要素
Flowコンテンツ
Phrasingコンテンツ
省略不可 Phrasingコンテンツを子にできる要素 Phrasingコンテンツ
属性 説明
cite URL 引用元のURLを指定します。
グローバル属性 - -
イベント属性 - -
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>マクドエイド</title>
  </head>
  <body>
    <h1>スタッフの声</h1>
    <p>鈴木さん曰く、美味しいバーガーを作る秘訣は、<q>真心を込めること</q>だそうです。</p>
  </body>
</html>
参考文献:W3C HTML5「4.6.7 The q element」外部リンク
HOME
当サイトの活動をサポートしてみませんか?気軽にクリエイターの支援ができます。