最終更新日

noscript要素

noscript要素は、スクリプトに対応していないブラウザなどのために、スクリプトが無効な場合のコンテンツを示します。スクリプトが有効な場合には、noscript要素は何も表示しません。noscript要素は、HTMLドキュメントのhead要素内、またはPhrasingコンテンツの記述箇所で使用できます。ただし、noscript要素を入れ子にすることはできません。

スクリプトが利用不可で、noscript要素をhead要素内で使う場合には、子要素にlink、style、metaの各要素だけを含むことができます。また、head要素の外側で使う場合には、Transparentとなります。スクリプトが利用可能な場合、noscript要素はテキストコンテンツだけを含みます。

なお、noscript要素をXMLドキュメントで使うことはできません。noscript要素の効果があるのはHTML構文のみで、XHTML構文では利用効果がありません。

HTML5での変更点
特にありません
カテゴリ タグの省略 親要素 子要素
Metadataコンテンツ
Flowコンテンツ
Phrasingコンテンツ
省略不可 headPhrasingコンテンツを子にできる要素 script無効でhead内:linkstylemeta
script無効でhead外:Transparent
script有効:テキスト
属性 説明
グローバル属性 - -
イベント属性 - -
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>マクドエイド</title>
  </head>
  <body>
    <p>バーガーショップ「マクドエイド」にようこそ!</p>
    <script type="text/javascript">
      document.write("マクドエイド表参道店がオープンしました!");
    </script>
    <noscript>
      <p>マクドエイド表参道店がオープンしました!</p>
    </noscript>
  </body>
</html>
参考文献:W3C HTML5「4.3.2 The noscript element」外部リンク
HOME
当サイトの活動をサポートしてみませんか?気軽にクリエイターの支援ができます。