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transition-delayプロパティ

transition-delayは、遷移の開始を遅らせるプロパティです。

遷移に関して、プロパティの値が変更されてから、遷移が実際に始まるまでの時間を「s」など単位付きの値で指定します。

遷移対象のプロパティを複数指定した場合、transition-delayの値も、カンマで区切って複数指定できます。transition-durationの値が「0」の場合、プロパティの値の変更と同時に遷移が始まります。

遷移関連プロパティの値をまとめて指定する場合は、transitionを使用します。

CSS3での変更点
・transition-delayは、CSS3から新しく追加されたプロパティです。
初期値 適用先 継承
0 すべての要素、::before擬似要素セレクタ::after擬似要素セレクタ なし
説明
時間を示す値 「10s」や「15ms」のように、数値に単位を付けて指定します。単位は、秒を表す「s」、ミリ秒(1/1,000秒)を表す「ms」のいずれかを指定できます。
サンプルコード
transition-delay: 5s;
transition-delay: 300ms;
transition-delay: 5s, 10s;
transition-delay: 300ms, 120ms;
transition-delay: 5s, 10s, 15s;
transition-delay: 300ms, 120ms, 200ms;
参考文献:CSS Transitions外部リンク
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