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font-size-adjustプロパティ

font-size-adjustは、フォントの種類の違いによるサイズのバラつきを調整するプロパティです。

同じフォントサイズでも、フォントによって文字の大きさは異なります。文字の見た目の大きさは、小文字xの高さをフォントサイズで割った値によって判断が可能です。フォントを複数指定するとき、第1候補のフォントが利用できず、第2候補のフォントを利用できる場合に、第2候補のフォントに対し、第1候補のフォントと同じaspect値を指定することで、文字の大きさを自動調整して読みやすくすることができます。

キーワードに第1候補のフォントのaspect値を指定した場合に実際に表示される第2候補のフォントサイズは、下記の式によって算出されます。

(第1候補のフォントのaspect値 / 第2候補のフォントのaspect値)× 現在のフォントサイズの値

CSS3での変更点
・font-size-adjustは、CSS2.1でいったん廃止されましたが、CSS3で再び規定されました。
初期値 適用先 継承
none すべての要素 あり
説明
数値 第1候補のフォントのaspect値を指定します。
none aspect値によるサイズ調整をしません。(初期値
サンプルコード
font-size-adjust: 0.5;
font-size-adjust: none;
参考文献:CSS Fonts Module Level 3外部リンク
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